タロットカードのランダム生成ツール

このタロットカードのランダム生成ツールは、78枚そろったRider-Waite-Smith(ライダー・ウェイト・スミス版)のデッキから1〜10枚のカードをランダムに引き、それぞれの意味を表示します。枚数、デッキのどの部分から引くか、逆位置を含めるかどうかを選べて、どのカードからも詳しい意味のページへ移動できます。

目次:

タロットカードのランダム生成ツールのしくみ

1〜10の中から枚数を選び、引くカードの範囲を決めます。78枚のデッキ全体、大アルカナの22枚、小アルカナの56枚、16枚のコートカードだけ、またはひとつのスートの14枚です。あとはボタンを押すだけです。

ボタンの裏側では、3つのことが起きています。

  1. ランダムさはブラウザから生まれます。単純な繰り返しの計算式ではなく、ブラウザに備わった暗号用の乱数(セキュリティキーに使われるのと同じ種類のもの)を使います。どのカードが出るかを誰かが操ることはできません。
  2. 引いたカードは戻しません。一度出たカードは、同じ回の中で二度と出ません。実物のデッキと同じです。
  3. 逆位置をオンにすると、1枚ごとに3分の1の確率で逆位置になります。最初はオンになっています。チェックを外すと、すべてのカードが正位置で出ます。

カードが表示されたあと、それぞれの短い意味とキーワード、詳しいページへのリンクが続きます。

どこにも何も送信されません。カードはお使いの端末の中で引かれ、ページを離れると消えます。設定(枚数、範囲、逆位置のオン・オフ)は次回すぐ使えるようブラウザに記憶されますが、カードそのものは残りません。「もう一度引く」は何回押してもかまいません。回数の制限はありません。

逆位置に慣れていないなら、正位置の意味になじむまでオフにしておきましょう。準備ができたら、全78枚のカードの意味で正位置と逆位置の両方を確認できます。

ランダムに引いてカードを覚える

「愚者」からペンタクルのキングまで順番に覚えると、きれいな一覧はできても、記憶にはあまり残りません。ランダムに引けば、実際のリーディングと同じ形で自分を試せます。1枚ずつ、前のカードからのヒントなしで向き合うことになるからです。

フラッシュカード方式

  1. カードを1枚引きます。
  2. 下の意味を見る前に、そのカードの意味だと思うことを声に出してひとことで言います。声に出すと答えを決めざるをえませんが、頭で考えるだけだとごまかせてしまいます。
  3. 短い意味とキーワードを読みます。近かった?一部だけ合っていた?外れていた?
  4. 外れていたら、カードのページを開いて正位置か逆位置の項目を読み、自分の言葉でノートに1行書きます。
  5. もう一度引きます。1回につき10枚で十分です。

たとえばワンドの8を引いて、「旅行に関係あるかな?」と言ったとします。キーワードは、勢い、すばやい行動、進展、コミュニケーション、旅行、突破口。旅行も入っていますが、より大きなテーマはスピードです。止まっていたものが動き出すのです。この予想と実際の意味のずれこそ、学びが生まれるところです。

外れたカードを記録しておきましょう。1週間もすると、たいてい偏りが見えてきます。それが時間をかけて学ぶべきカードです。

7日間のプラン

下のスートの日には、まずそのスートのページを読み、範囲をそのスートにして10枚引きます。意味を読む前に1枚ずつ自分を試し、14枚すべてに出会うまで引き続けましょう。

日引くカードと試す内容
1大アルカナのみ、10枚。0〜10番のカードを中心に。
2大アルカナのみ、10枚。11〜21番を中心に、最後に全体を混ぜた1ラウンド。
3ワンド:エネルギー、意欲、創造的な仕事。範囲はワンドのみ。
4カップ:感情と人間関係。範囲はカップのみ。
5ソード:思考、対立、真実。範囲はソードのみ。
6ペンタクル:お金、仕事、体、家庭。範囲はペンタクルのみ。
7コートカードのみ。最後に、逆位置をオンにしてデッキ全体から10枚の仕上げのラウンド。

7日間ですらすら読めるようにはなりませんが、本当にわかっているカードがどれかははっきりします。カードを組み合わせて読む全体像については、タロットカードの読み方が次のステップです。

ランダムなカードをタロット日記のお題にする

カードがタロット日記のお題に向いているのは、自分で選ばなかったテーマをくれるからです。避けたい話題をうまくかわすことができません。カードを1枚引いて短い意味を読み、下の表でそのカードの種類に合うお題を使って10分間書いてみましょう。

引いたカード書くテーマ
大アルカナこのカードは、今の私の人生のどんな大きなテーマを指している?
エース何が始まろうとしている?それが育つには何が助けになる?
10何がひとつの区切りを迎えようとしている?そこから何を学んだ?
ワンドのカード私のエネルギーはどこに向かっている?本当にわくわくしていることは?
カップのカードまだ誰にも言っていない気持ちは?
ソードのカード頭の中で繰り返している考えは?そのうちどれくらいが本当?
ペンタクルのカード今週、私の体やお金、毎日の習慣は何を必要としている?
ペイジ今、何を学んでいる?どこでもっと好奇心を持てる?
ナイトどこで突き進んでいて、どこで踏みとどまっている?
クイーンまたはキング何かを大切に世話すること、あるいは責任を引き受けることを求められているのはどこ?
逆位置のカードこのカードのエネルギーが、私の中でせき止められている、遅れている、内側に向いていると感じるのはどこ?

複数の行に当てはまるカードもあります。カップの10は10でもありカップのカードでもあるので、心ひかれるほうのお題を選ぶか、短い日記を2つ書きましょう。

毎朝1枚、決まった1日のメッセージがほしいなら、今日の1枚を使ってください。1日じゅう同じカードが表示されるので、毎日の習慣に向いています。ランダム生成ツールにはそうした決まりがないので、夜の振り返りや週ごとの見直し、新しいお題がほしいときに向いています。

カードの組み合わせを練習する

1枚ずつのカードを知っていることと、2枚をひとつの文として読むことは別のスキルです。そしてリーディングを生き生きとさせるのは後者です。ツールをデッキ全体から2枚に設定して、次のように練習しましょう。

  1. 1枚目を主題として読みます。状況が何についてのものか、です。
  2. 2枚目を、その主題に何が起きるか、どう展開するかとして読みます。
  3. 2枚を、40字以内のひとつの文にします。
  4. 順番を入れ替えて、もうひとつ文を書きます。物語がどう変わるかに注目しましょう。

たとえばソードの3のあとに「星」を引いたとします。1枚目は失恋とつらい真実、2枚目は希望、癒やし、嵐のあとの静けさです。ひとつの文にすると「本当の傷と、そのあとに続く癒やし」。順番を入れ替えると、文は暗くなります。まず希望があり、そこへつらい真実が降りかかるのです。

今度はワンドの8とソードの4のペアだとしましょう。スピードと休息の出会いです。「物事は速く進んでいる。次に踏み出す前に、しっかり休む必要がある」と書けるかもしれません。互いに引っぱり合うペアこそ、いちばんの練習になります。

書いた文は、タロットカードの組み合わせのガイドと照らし合わせてみてください。2枚をセットで読む方法を説明し、よくあるペアを数多く紹介しています。2枚が楽に読めるようになったら3枚に増やし、始まり、中盤、終わりとして読みましょう。

文章や絵のヒントにする

タロットカードは人物、場所、ジレンマでできているので、文章を書く人や絵を描く人にも役立ちます。ツールをデッキ全体から3枚、逆位置オンに設定し、それぞれのカードに役割を与えましょう。

カード物語での役割
1枚目登場人物:どんな人か、その人を動かしている性質
2枚目舞台:物語が起きる場所、その人が生きている世界
3枚目葛藤:何がうまくいかないのか、その人が望んでいるのに簡単には手に入らないもの

カップのクイーン、ペンタクルの10、ソードの7を引いたと想像してみてください。クイーンは、みんなを気づかう、思いやり深く直感の鋭い人物を与えてくれます。ペンタクルの10は、家族、遺産、長い伝統。ソードの7は秘密と、正直でない誰かをもたらします。これで物語になります。裕福な家に暮らす共感力の高い女性が、遺産について誰かが何かを隠していると感じ始める。人を読み取る彼女の力こそが、それを暴く鍵になるのです。

逆位置のカードは、その役割にひねりを加えます。カップのクイーンの逆位置は、尽くしすぎて境界線があいまいな状態です。するとヒロインは、みんなの世話に忙しすぎて、物語の大半で秘密を見逃してしまう。逆位置は、ただで手に入る筋書きの波乱です。

絵を描くなら、1枚だけ引いてスートで雰囲気を決めてみましょう。スートは伝統的に四元素と結びついています。ワンドは火、カップは水、ソードは風、ペンタクルは地です。人物のスケッチには、コートカードだけを使いましょう。

ちょっとした質問と、ほかの占いを使うべきとき

気になっていることについて、今日の1枚の「1日1枚」の決まりに縛られず、今すぐ1枚引きたいときもあるでしょう。ランダム生成ツールはそれにうってつけです。答えが開かれた質問(「このことについて、知っておくべきことは?」)をして1枚引き、その意味を状況へのコメントとして読みましょう。

たとえば、夜間講座に申し込むか迷っている人がペンタクルのペイジを引いたとします。学び、向上心、地に足のついた始まりのカードで、小さく始めて続けなさいとアドバイスしています。はっきりした後押しです。逆位置で出たら、同じペイジが先延ばしや、いつまでも始まらない計画を警告します。自分と交わす会話の内容が変わってきます。

質問に特定の形の答えが必要なときは、ランダム生成ツールはあまり役に立ちません。次のようなときは、ほかの占いを使いましょう。

  • イエスかノーかを知りたい。イエス・ノー占いでは、カードごとにイエス、ノー、どちらとも言えないがはっきり示されるので、自分で判断しなくてすみます。
  • 過去・現在・未来の流れを知りたい。3枚引きタロットスプレッドではカードごとにポジションが決まっているので、ラベルのない3枚よりずっと読みやすくなります。
  • 状況にいろいろな要素がからんでいる。ケルト十字は、決まった10のポジションに10枚のカードを置きます。
  • 恋愛についての質問。恋愛タロット占いは、恋愛のために作られた問いかけを使います。

違いはポジションにあります。スプレッドは、それぞれのカードが何に答えているのかを教えてくれます。このツールで質問のために何枚か引くなら、ボタンを押したあとではなく、押す前に、それぞれのカードが何を表すかを決めておきましょう。質問の言い方も大切です。タロットリーディングでの上手な質問の仕方で詳しく紹介しています。

ランダムに引くことと、手でシャッフルすること

オンラインで引くカードは、実物のカードと「同じくらいいい」のでしょうか。偶然という点では、どちらも同じ種類のものです。よくシャッフルしたデッキは、誰も選んでいない順番にカードを並べます。乱数生成も同じです。実は、手で軽くシャッフルしただけでは、コンピューターで引くよりも混ざり方が不十分なことがよくあります。何度もシャッフルしないかぎり、もともと隣り合っていたカードは近くに残りやすいからです。

違うのは、引くことを取り巻くすべてです。実物のデッキなら、カードを手に持ち、質問を考えながらシャッフルし、いつ止めるかを自分で決めます。そうして費やす時間が注意であり、リーディングを役立つものにするのはその注意です。この儀式が大切だと感じる読み手は多く、それはもっともな考え方です。

その一部は、画面の前にも持ち込めます。ほかのタブを閉じる。ボタンを押す前にひと呼吸おいて、心の中で質問を唱える。押すのは一度だけにして、次を引く前に出たカードを読む。どちらでもランダムさは同じで、どれだけ心を込めるかはあなた次第です。

確率の計算

タロットのデッキは78枚で、大アルカナが22枚、小アルカナが56枚、そのうち16枚がコートカードです。このツールで、引いたカードを戻さず、逆位置が3分の1の確率で出る場合に、よくある結果がどのくらいの確率で起きるかを見てみましょう。

結果確率
デッキ全体から1枚引いて、特定のカードが出る78分の1(1.3%)
大アルカナのみから1枚引いて、特定のカードが出る22分の1(4.5%)
小アルカナのみから1枚引いて、特定のカードが出る56分の1(1.8%)
コートカードのみから1枚引いて、特定のカードが出る16分の1(6.25%)
デッキ全体から10枚引いて、その中に特定のカードがある78分の10(12.8%)
デッキ全体から3枚引いて、大アルカナが1枚以上63.6%
デッキ全体から5枚引いて、大アルカナが1枚以上81.9%
デッキ全体から10枚引いて、大アルカナが1枚以上97.2%
デッキ全体から5枚引いて、コートカードが1枚以上69.3%
3枚引いて、逆位置が1枚以上27分の19(70.4%)
5枚引いて、逆位置が1枚以上243分の211(86.8%)
逆位置オンで、10枚すべてが正位置1.7%

確かめたい人のために、計算を載せておきます。

  • 10枚の中に特定のカードがある確率:78枚のどのカードも、引いた10枚に入る可能性は同じなので、確率は10 ÷ 78です。
  • 大アルカナが1枚以上:大アルカナがまったく出ない確率を求めて、1から引きます。3枚なら、3枚とも小アルカナになる確率は56/78 × 55/77 × 54/76 = 166,320 ÷ 456,456で約36.4%なので、大アルカナが1枚以上出る確率は約63.6%です。同じ方法で、5枚で大アルカナが出ない確率は18.1%、10枚では2.8%になります。
  • 5枚でコートカードが1枚以上:コートカード以外のカードは62枚です。5枚ともコートカード以外になる確率は62/78 × 61/77 × 60/76 × 59/75 × 58/74で約30.7%なので、コートカードが1枚以上出る確率は約69.3%です。
  • 逆位置:それぞれのカードは、ほかのカードとは関係なく3分の2の確率で正位置になります。3枚とも正位置になる確率は(2/3)³ = 8/27なので、逆位置が1枚以上出る確率は19/27です。5枚なら(2/3)⁵ = 32/243なので、逆位置が1枚以上は211/243。10枚すべて正位置は(2/3)¹⁰ = 1,024 ÷ 59,049で、約1.7%です。

つまり、大アルカナはよく出ます。3枚引きの3回に2回近くには大アルカナが含まれるので、大アルカナが出たというだけで特別な結果とは言えません。また、平均するとカードの約3分の1は逆位置になるので、逆位置がいくつか出ても心配はいりません。

ランダムなカードにできないこと

ランダムに引いたカードは、自分を見つめ直すためのきっかけです。未来を教えることはできませんし、あなたやほかの誰かについての事実を知ることもできません。このツールも、ほかのどんなタロット占いも、健康や妊娠、法律の問題、失っては困るお金についての決断には使わないでください。そうしたことには、医師や弁護士、資格のある専門家が必要です。

短い意味も、一般的なものです。カードがあなたにとって何を意味するかは、あなたが自分の状況についてすでに知っていることによって変わります。

また、2回出たからといって、カードの意味が強まるわけではありません。別々に引いたときに同じカードが出ることは、思っているより偶然でよく起こります。同じカードが何度もついてくるなら、同じタロットカードが何度も出るときのガイドで、確率と読み方の両方を解説しています。

最後に、望む答えが出るまで引き直すと、リーディングは許しを探す作業になってしまいます。本気の質問なら、最初に引いたカードを真剣に受け止めましょう。

タロットカードのランダム生成ツール:よくある質問

このランダム生成ツールは本当にランダムですか?

ブラウザに備わった暗号用の乱数を使っています。予測できないように設計されたもので、セキュリティに使われるのと同じ種類です。特定のカードが出やすくなっていることはなく、何が出るかを誰かが選ぶこともできません。実際のところ、よくシャッフルしたデッキと少なくとも同じくらいランダムです。

同じカードが2回出ることはありますか?

同じ回の中では出ません。実物のデッキと同じように引いたカードは戻さないので、10枚引けば必ず10枚とも違うカードです。別々の回なら、どのカードもまた出る可能性があります。ボタンを押すたびに、デッキが78枚そろった状態に戻るからです。

本格的なタロット占いに使えますか?

使えます。ただし、引く前にそれぞれのカードが何を表すかを決めておきましょう。たいていの質問は、3枚引きタロットスプレッドのように、ポジションの決まったスプレッドのほうが読みやすくなります。このサイトで引けるスプレッドは、無料タロット占いのページにすべてまとめています。

逆位置はどのくらいの頻度で出ますか?

逆位置をオンにすると、1枚ごとに3分の1の確率で逆位置になるので、平均するとカードの約3分の1が逆さまに出ます。すべて正位置で引きたいときは、「逆位置を含める」のチェックを外してください。

何枚引けばいいですか?

ちょっとしたお題やひとつの質問なら1枚、組み合わせの練習なら2枚、物語のヒントなら3枚、勉強なら10枚まで。ポジションのないカードが増えるほど、ひとつのメッセージとして読むのは難しくなります。

今日の1枚とはどう違うのですか?

今日の1枚は、1日のメッセージつきのカードを1枚引き、その日のあいだずっと同じカードを表示します。ランダム生成ツールはデッキのどの部分からでも何回でも引けるので、勉強やタロット日記、創作のヒントに向いています。

引いたカードはどこかに保存されますか?

いいえ。カードはブラウザの中で引かれ、当サイトには何も送信されず、ページを離れると消えます。記憶されるのは設定だけで、それもお使いのブラウザの中です。結果を残しておきたいときは、書き留めるかスクリーンショットを撮ってください。

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