タロットが初めての方はこちらから
タロットデッキは78枚のカードからなり、大きくふたつのグループに分かれます。「愚者」や「女帝」、「塔」などを含む22枚の大アルカナは、人生の大きなテーマや転機を表します。残りの56枚は小アルカナと呼ばれ、日々の出来事を扱う4つのスートに分かれています。行動力と創造性のワンド、感情と人間関係のカップ、思考と対立のソード、そしてお金や仕事、体にまつわるペンタクルです。
このサイトでは、すべてのカードに個別の解説ページがあり、正位置と逆位置の意味、恋愛、仕事と金運、相手の気持ち、アドバイス、そしてはっきりしたイエス・ノーの答えまでまとめています。意味は、1909年にPamela Colman Smith(パメラ・コールマン・スミス)が描いた定番のRider-Waite-Smith(ライダー・ウェイト・スミス版)デッキにもとづいています。現代のデッキの多くも、このデッキを土台にしています。
タロットリーディングの仕組み
リーディングは、シンプルにも本格的にもできます。質問や状況に意識を向けてカードをシャッフルし、スプレッドと呼ばれる形に並べます。スプレッドの各ポジションには過去、現在、これからの流れといった意味があり、そこに置かれたカードがさらに意味を重ねていきます。
大切なのは、それぞれのカードをひとつの物語にまとめることです。どのスートが多いか、カード同士がどう呼応しているか、そして自分の状況にしっくりくるのは何かに目を向けてみましょう。始めたばかりなら、1枚引きか3枚引きタロット占いがいちばんのおすすめです。慣れてきたら、スプレッドの解説でケルト十字のような大きな展開法にも挑戦してみてください。
正位置と逆位置
カードが上下逆さまに出たものを逆位置と呼びます。多くの読み手は、逆位置を正反対の意味ではなく、カードのエネルギーがせき止められている、遅れている、あるいは内側に向かっている状態として読みます。逆位置を読むか読まないかは自由ですが、どちらかに決めたら一貫して使いましょう。
タロットはどんなことに使われる?
タロットは占いだけのものではありません。自分を振り返る道具として使う人もたくさんいます。カードを1枚引くと、ノートに書き出すときと同じように、気持ちや動機、選択肢が表に出てくることがあります。毎日の習慣にしたり、創作のヒントにしたり、立ち止まって直感に耳を傾けるきっかけにしたりする人もいます。
では、タロットは当たるのでしょうか?考え方は人それぞれです。隠れた真実やこれからの流れを示すものと考える人もいれば、すでに自分の中にあるものを映す鏡と考える人もいます。いずれにしても、カードの象徴や物語は、状況をいつもと違う角度から見る手助けになります。それをどう活かすかは、いつでもあなた次第です。
タロットの起源
タロットの起源は、意外なほど身近なものです。もともとは15世紀のイタリアで、タロッキというカードゲームとして始まりました。印象的な絵柄はゲームの楽しみの一部でしたが、占いのために描かれたものではありませんでした。
フランスのオカルティストたちがカードを古代の叡智と結びつけ、スピリチュアルな探求や予言に使いはじめたのは、18世紀の終わりになってからです。1909年のRider-Waite-Smithデッキは、数札を含むすべてのカードに絵のある場面を描きました。今でも基準となるデッキとされている大きな理由はそこにあります。
タロットによくある誤解
- タロットは不吉なカードばかり。「死神」や「塔」のようなカードは怖く見えますが、たいていは変化や古いパターンの終わりを示すもので、文字どおりの災難を意味するわけではありません。
- カードが運命を決める。リーディングが示すのは、可能性や、状況に働いている力、まだ考えていなかった道です。選ぶのはあくまであなた自身です。
- 霊感がないと読めない。少しの練習と好奇心があれば、だれでもタロットの読み方を身につけることができます。大事なのは象徴の理解と、物語を組み立てる力、そして直感に耳を傾けることです。
タロットリーディングの始め方
高価なデッキやプロの占い師がいなくても始められます。ちょっとした習慣のほうが、どんなルールブックよりも多くのことを教えてくれます。
- 毎朝今日の1枚を引き、そのテーマが1日の中でどう表れるかに気づいてみる。
- タロット日記をつけ、引いたカードと第一印象、実際に起きたことを書き留める。
- スートはひとつずつ、いちばん興味のあるものから覚える。
- 大きなスプレッドに進む前に、シンプルなスプレッドで練習する。
- ブログで、上手な質問の仕方や自分を占うコツを読んでみる。
タロットは道具であって、ルールブックではありません。役に立つものは取り入れ、そうでないものは手放して、リーディングを重ねるごとにカードへの理解を育てていきましょう。








