元恋人が戻ってくるかどうかを、タロットで確実に知ることはできません。人の心の中を読んだり、相手がどう選ぶかを約束したりすることは、誰にもできないからです。それでも「元恋人は戻ってくる?」を問う復縁タロットなら、関係をもっとはっきり見ることができます。なぜ終わったのか、いまそれぞれがどこにいるように見えるのか、ふたりの間に何が残っているのか、そしてよりを戻すことが本当はふたりに何を求めるのか。
このページでは、そうした誠実なかたちの問いに合わせて組んだ、6枚の復縁スプレッドを紹介します。各ポジションの意味、復縁に傾きやすいカードと区切りに傾きやすいカード、実例リーディング、役に立つ答えが出る質問の立て方までまとめました。無料でカードを引けるので、すぐに試せます。
いますぐ無料で復縁タロットを引く:いい思い出だけでなく、関係のありのままの姿を思い浮かべてから、下で6枚のカードを配ってください。各ポジションには問いが添えられ、各カードはくわしい意味のページにつながっています。引いたら、このガイドに戻ってカードを組み合わせて読みましょう。
あなたの復縁スプレッド
- 別れの理由 別れの核心には、本当は何があった?
- 相手のいま 相手の側では、いまどんな状態に見える?
- あなたのいま 正直なところ、いまのあなたはどこにいる?
- ふたりの間に残るもの どんなつながりや気持ち、やり残したことが残っている?
- 復縁に必要なこと よりを戻すには、ふたりに何が求められる?
- この先の流れ このままいけば、どこへ向かう?
まず左右の2枚(2と3)を一緒に読み、次に中央の列を上から下へ読みます。別れの理由、残るもの、必要なこと、この先の流れの順です。ポジションを組み合わせて読む方法
目次:
- このスプレッドでわかること、わからないこと
- 占わないほうがいいとき(と、代わりにできること)
- 6つのポジション早わかり
- 各ポジションをくわしく
- ポジションを組み合わせて読む
- 復縁に傾くカード、区切りに傾くカード
- スプレッドの並べ方(ステップごと)
- リーディングの実例
- 質問の立て方
- よくある失敗
- よくある質問
このスプレッドでわかること、わからないこと
「元恋人は戻ってくる?」は、タロットに持ちこまれる質問のなかでも特に多いもののひとつです。そして、いちばん難しい質問のひとつでもあります。答えが相手の選択しだいだからです。復縁を約束したり、永遠にないと言い切ったりするリーディングは、タロットにできる以上のことを主張しています。
そこでこのスプレッドでは、少しちがう問いを立てます。ふたりの間では本当は何が起きていて、戻る道があるとしたら何が必要なのか?このかたちの問いなら、使える答えが返ってきます。
2枚目の「相手のいま」は慎重に読んでください。これは、あなたが知っている相手の姿をもとにした、相手側の見え方の読み取りです。相手の頭の中をのぞく窓ではありません。気持ちの問いにじっくり向き合いたいなら、「あの人の気持ち」タロットがそのために作られています。気持ちを表すタロットカードでは、各カードがその役割でどう読めるかを解説しています。
ほかのスプレッドが向いているとき
- もう終わりだと決めていて、心を癒やしたいとき:失恋スプレッドなら、すべてのカードがあなたと、あなたの回復に焦点を当てます。
- よりを戻して、うまくやっていきたいとき:相性スプレッドでは、ふたりにそれぞれ1枚ずつカードを置き、関係の強みと課題を見ていきます。
占わないほうがいいとき(と、代わりにできること)
これは心の痛むテーマを扱うスプレッドです。シャッフルする前に、自分に正直になっておくと助けになります。
- 今週すでに同じことを占ったとき。毎日同じ質問でカードを引いても、答えははっきりしません。望んだことを言ってくれるカードが出るまで引き続けてしまうだけです。一度ていねいに占い、数週間あけるほうが、ずっと多くのことがわかります。
- 傷がまだ生々しいとき。別れて数日のうちは、どのカードも時間によって絶望にも希望にも見えます。眠って、食べて、友だちと話して、また後で戻ってきてください。
- 連絡するかどうかをカードに決めてほしいとき。カードは許可証でも警告ランプでもありません。その選択は、知っている事実をもとに、落ち着いた頭で決めてください。
- 束縛や支配があった関係、または危険を感じる関係だったとき。そうだったなら、問うべきは相手を取り戻す方法ではなく、自分の安全を守る方法です。
1日に何度もデッキに手が伸びてしまうなら、代わりに自分自身について今日の1枚を引いてみてください。習慣をやさしいものに保ち、意識を自分の暮らしへ戻してくれます。
6つのポジション早わかり
ポジションにはそれぞれの問いがあり、どれもほかの1〜2枚と合わせて読むと効果的です。
| ポジション | 問い | 合わせて読むカード |
|---|---|---|
| 1. 別れの理由 | 別れの核心には、本当は何があった? | 4、6 |
| 2. 相手のいま | 相手の側では、いまどんな状態に見える? | 3、4 |
| 3. あなたのいま | 正直なところ、いまのあなたはどこにいる? | 2、5 |
| 4. ふたりの間に残るもの | どんなつながりや気持ち、やり残したことが残っている? | 1、2、3 |
| 5. 復縁に必要なこと | よりを戻すには、ふたりに何が求められる? | 1、3 |
| 6. この先の流れ | このままいけば、どこへ向かう? | 1、5 |

中段では、2枚目(相手)と3枚目(あなた)が4枚目をはさんで向かい合います。小さなテーブルをはさんで座るふたりのようです。中央の列には関係の物語が、上の「別れの理由」から下の「この先の流れ」まで続いています。
各ポジションをくわしく
ポジションごとに、その問い、そこでカードの種類がどう読めるか、何と比べるかをまとめました。スートはいつもの領域を受け持ちます。カップは気持ちと親密さ、ソードは考え・言葉・対立、ワンドは欲求・エネルギー・自立、ペンタクルは現実面、つまりお金、住まい、時間、距離です。1枚ずつの例はあくまで出発点です。必ずスプレッド全体と照らし合わせてください。
1枚目:別れの理由
1枚目は、別れの本当の理由を示します。それは当時口にされた理由と同じとは限りません。ひとつの出来事かもしれないし、ふたりを少しずつすり減らしたパターンかもしれないし、お互いが望むもののずれかもしれません。責めるためではなく、理解するために読んでください。たとえば、ソードの5はけんかや言い負かし合い、理解より勝つことを優先した状態を指します。「塔」は突然の決裂や、すべてを変えてしまった真実を指します。
- いちばん大事な理由:別れの原因がまだ残っているなら、復縁しても同じ終わり方をしがちです。ほかのすべてのカードは、この1枚と照らし合わせて読みます。
- 逆位置:隠されていた問題、避けられていた問題、あるいは長いあいだくすぶっていた問題が、最後に関係を終わらせたことが多いです。
- 比べるカード:その理由がまだふたりの間にあるかを見るために4枚目と、中央の列のもう一方の端である6枚目。
2枚目:相手のいま
2枚目は、相手の側がいまどんな状態に見えるかを表します。気分、意識が向いている先、関係にどれだけ近いか遠いか。相手の内面についての事実ではなく、軽く持っておく可能性として扱ってください。ここでは各カードのページにある「気持ちとして」の項目がいちばんの手がかりになります。たとえば、ソードの6は、前に進もうとしていて、波風より穏やかさを求めている人を表します。「審判」のカードは、真剣に振り返り、もしかすると過去を考え直している人を表します。
- コートカード:相手の新しい恋人ではなく、元恋人がいまどうふるまい、どう乗り切ろうとしているかとして読みます。
- 逆位置:複雑な気持ちや、せき止められた気持ちであることが多いです。気にかけてはいるのに踏みとどまっている人、過去から抜け出せずにいる人などです。
- 比べるカード:テーブルの反対側にいるあなた、つまり3枚目と、4枚目。
3枚目:あなたのいま
このカードはあなた自身についてのもので、多くのリーディングでいちばん役に立つ1枚です。癒えつつあるのか、しがみついているのか、揺れているのか、それとも本当はもう前に進む準備ができているのに認めきれずにいるのかを示します。たとえば、ソードの2は、心を守り、決断を先延ばしにしている人を表します。「星」のカードは、あなたが順調に癒え、相手が誰であれ、また人を愛せるようになりつつあることを示します。
- 逆位置:押しこめている気持ち、あるいは思ったより早く薄れつつある気持ちであることが多いです。
- 比べるカード:同じ場所にいるかを見るために2枚目、必要なことに向き合う準備があるかを見るために5枚目。
4枚目:ふたりの間に残るもの
4枚目はテーブルの真ん中に置かれます。ふたりをいまもつないでいるものを示します。愛情、惹かれ合う気持ち、共通の思い出、解消されていない怒り、終わっていない話し合い。あるいは一緒に借りている部屋、ペット、共通の友人といった現実的なつながりのこともあります。残っているものがすべて、よりを戻す理由になるわけではありません。たとえば、カップの6は、懐かしい思い出と慣れ親しんだ感覚を表します。ソードの3がここに出たら、ふたりの間にまだ残っているのは癒えていない傷だということです。
- 逆位置:ゆるみつつあるつながり、あるいは向き合われずに放置されているつながり。
- 比べるカード:1枚目(残っているものは、別れの原因と同じもの?)と、左右の2枚目・3枚目。
5枚目:復縁に必要なこと
ここがこのスプレッドの実践的な中心です。戻る道があるとしたら、ふたりに何が求められるかを示します。謝罪、忍耐、つらい話し合い、習慣を変えること、あるいは時間。道筋としてだけでなく、払うべき代償としても読んでください。自分はその代償を払わないと気づくことも、役に立つ答えです。たとえば、「節制」は忍耐と歩み寄り、お互いに中間で出会うことを求めます。ソードの5の逆位置は、ふたりに争いをやめて和解することを求めます。
- ここに厳しいカードが出たら:「絶対に無理」という意味ではありません。必要な努力の大きさを示しています。たとえば「塔」がここに出たら、以前の関係をそのまま再開することはできず、新しい関係を一から築く必要がある、ということです。
- 比べるカード:1枚目(別れの理由に応えている?)と3枚目(あなたにその準備はある?)。
6枚目:この先の流れ
最後のカードは、このままいけばどこへ向かうかを示します。これは方向であって判決ではなく、どちらかがちがう行動をとればすぐに変わりえます。また、いつもふたりのことを語っているとは限りません。ここに穏やかさや新しい始まりのカードが出たら、相手がいてもいなくても、あなたの人生が前へ進んでいくことを表しているのかもしれません。たとえば、カップの2は、通じ合う気持ちと仲直りを指します。「死神」は、ひとつのサイクルの終わりと、本当の意味での区切りを指します。
- 逆位置:きっぱりとしたノーではなく、遅れていること、終わっていないこと、まだ決まっていないことであることが多いです。
- 比べるカード:中央の列のいちばん上にある1枚目と、流れを変えうる努力を示す5枚目。
ポジションを組み合わせて読む
ペアで読むと、復縁が新しい始まりになるのか、同じことの繰り返しになるのかが見えてきます。次のつながりを、だいたいこの順番で確かめてください。
ふたりの側:2枚目と3枚目
まず中段から。ふたりは同じ場所にいますか?両側にソードの6のような「前に進む」カードが出たら、ふたりとも別れを受け入れつつあることを表します。両側に恋しさのカードが出たら、扉はまだ完全には閉じていないようです。いちばんよく出るのは食いちがいで、それがいちばん多くを語ります。一方は振り返って手を伸ばし、もう一方は離れていく。そのずれこそが、このリーディングの本当のテーマです。
理由と残るもの:1枚目と4枚目
中央の列のいちばん上のカードと、真ん中のカードを比べます。スートやテーマが共通しているなら、関係を終わらせた問題がまだふたりの間にあり、復縁するならまずそれに向き合う必要があります。4枚目があたたかく1枚目が厳しいなら、愛情は本物でも、うまくいかなかった原因はそこではなかったということです。愛があることと、関係がうまく回ることは同じではありません。このペアはそのちがいを見せてくれます。
代償と理由:5枚目と1枚目
よいアドバイスは問題に答えるものです。1枚目が対立で5枚目が歩み寄りなら、リーディングは一貫しています。戻る道は、争いを減らし、もっと耳を傾けることです。5枚目が1枚目と無関係に見えるなら、3枚目を見てください。相手と話す前に、まずあなたひとりで取り組むこと、たとえば心を癒やすことや決断することがあるのかもしれません。
カードを数える
6枚なら、大アルカナは1〜2枚が目安です。3枚以上なら、人生のより大きな転機を示しています。同じスートが3枚以上なら、物語が本当は何についてのものかがわかり、逆位置が多いときは、まだ言葉にされていないことや決まっていないことを指していることがよくあります。
復縁に傾くカード、区切りに傾くカード
元恋人についてのリーディングで、何度も出てくるカードがあります。ただ、どれも1枚で答えを決めるものではありません。復縁のカードが示すのは可能性であって約束ではなく、戻ることがあなたにとってよいことかどうかは何も語りません。1枚目と5枚目、そしてあなたがすでに知っていることと並べて読んでください。
復縁に傾きやすいカード
| カード | ここで示すこと |
|---|---|
| カップの6 | 過去から戻ってくる人、懐かしい思い出、再燃する恋。同時に、別れには理由があったのではないかと問いかけるカードでもあります。逆位置なら、どちらかが過去を美化しているか、すでに前に進んでいるかもしれません。 |
| 審判 | 過去を考え直し、関係を正したいと思っている人。ふたりとも十分に変わっているなら、許しと本当の行動の変化にもとづく復縁。逆位置なら、罪悪感や迷い、後悔から抜け出せない状態。 |
| 星 | つらい時期のあとに戻ってくる信頼と許し。逆位置なら、過去の傷が希望をせき止めている状態。 |
| カップの2 | 通じ合う気持ちと、けんかのあとの仲直り。逆位置なら、バランスがくずれている状態。気持ちが一方に偏っているか、信頼が壊れています。 |
| 節制 | 忍耐と歩み寄り、正直な対話が、少しずつ関係のバランスを取り戻していく流れ。逆位置なら、熱くなったり冷めたり、期待がすれちがったりしている状態。 |
| カップの8の逆位置 | 距離を置いた期間の終わり、あるいは離れていった人が考え直していること。もう一度扉を開く前に、何が変わったのかを見てください。 |
| ソードの5の逆位置 | 謝罪と後悔、そして争いの終わり。離れることで和解する、という意味にもなります。 |
| ソードの3の逆位置 | 癒やし、許し、信頼の立て直し。その癒やしは、一緒でも離れていても起こりえます。 |
| カップの4の逆位置 | 心を閉ざしていた時期のあとに戻ってくる関心とあたたかさ、あるいは踏みとどまっていたことへの後悔。 |
区切りに傾きやすいカード
| カード | ここで示すこと |
|---|---|
| 死神 | ひとつのサイクルの終わり。元の形には戻れませんが、ときにはまったくちがう関係がそのあとに続くこともあります。逆位置なら、終わったものにしがみついている状態。 |
| ソードの10 | 決定的な終わり。多くの場合、しばらく前から積み重なっていたものです。逆位置なら、回復と前進、あるいはしがみつくことへの警告。 |
| カップの8 | もう心を満たさないものから離れていくこと。悪者のいない別れ、ゆっくりと心が離れていった終わりであることが多いです。 |
| ソードの6 | より穏やかな水辺へ進んでいくこと。離れているなら、過去とのあいだに距離を置こうとしている人を表すこともあります。 |
| 塔 | すべてを変えた真実や激変。偽りだったもの、続けられなかったものは取り払われ、以前の形のまま建て直すことはできません。 |
| カップの2の逆位置 | 離別、壊れた信頼、あるいは一方に偏った気持ち。 |
| カップの6の逆位置 | 古いつながりを卒業すること。過去との健全な別れ、あるいはすでに前に進んだ人。 |
そして「まだ決まっていない」ことを示すカード。ソードの2は、迷いながら心を守っている人を表し、関係は進みも終わりもしない状態です。カップのナイトの逆位置は、熱しやすく冷めやすい典型的なカードです。ある週は甘い言葉、次の週は音信不通。どちらのカードが出ても、希望をさらに注ぐ前に、相手の態度に一貫性があるかを見てください。
各カードが恋愛でどう読めるかは、全78枚の恋愛での意味、特に過去とやり直しを表すカードをご覧ください。踏みとどまっている人を表すカードについては、距離を示すカードにまとめています。
スプレッドの並べ方(ステップごと)
- 落ち着いたタイミングを選ぶ。相手の写真を見た直後や、夜遅く、お酒を飲んだあとは避けましょう。できるだけ気持ちが安定しているときに。
- 質問を書き出す。たとえば「元恋人との関係について理解しておくべきことは何?戻る道があるとしたら、何が必要?」。ほかの例は質問の立て方をご覧ください。
- シャッフルする前にルールを決める。たとえば逆位置を読むかどうか。カードを見てからルールを変えると、リーディングの誠実さが薄れます。
- シャッフルしてカットする。そのあいだ、つらかった部分も含めて、関係のありのままの姿を思い浮かべます。
- カードを並べる。1枚目は上の中央。2枚目はその下の左、3枚目は右、4枚目はそのあいだに置きます。次に5枚目を4枚目の下に、6枚目をいちばん下に置きます。
- 3段階で読む。まずスプレッド全体を見て、大アルカナ、スート、逆位置を数えます。次に各カードをポジションに沿って読みます。最後にペアを、2枚目と3枚目から読みます。
- 書き留めて、デッキをしまう。日付、質問、6枚すべてのカードを記録します。そのあとは、元恋人とちゃんと話し合ったなど、現実に何かが変わらないかぎり、少なくとも数週間はこの質問から離れましょう。
リーディングの実例
ここでは架空のリーディングを1つ通して紹介します。説明のための例で、実在の人物やリーディングではありません。ユウという人を想像してみてください。3年付き合ったパートナーのハルと、4か月前に別れました。最後の1年は、ハルの勤務時間をめぐる長い口論の連続でした。別れてから、何度か友好的なメッセージをやりとりしています。ユウの質問はこうです。「ハルとの関係について理解しておくべきことは何?戻る道があるとしたら、何が必要?」ユウは逆位置も読みます。
| ポジション | カード | ひとことで |
|---|---|---|
| 1. 別れの理由 | ソードの5 | お互いが勝とうとした口論 |
| 2. 相手のいま | カップの8(逆位置) | 揺れている。いったん離れて、考え直しているのかもしれない |
| 3. あなたのいま | ソードの2 | 迷い、心を守り、決断を先延ばしにしている |
| 4. ふたりの間に残るもの | カップの6 | 懐かしい思い出と慣れ親しんだ感覚 |
| 5. 復縁に必要なこと | 審判 | 正直な振り返りと、本当の行動の変化 |
| 6. この先の流れ | ソードの3(逆位置) | 癒やしと許しが始まっている |
ふたりの側:2枚目と3枚目
2枚目のカップの8の逆位置は、気持ちが揺れている人を表します。気持ちのカードとしては、いったん離れて今は考え直している人、ときには関係を恋しく思っている人を示すことがあります。テーブルの反対側では、ソードの2が、迷いながら心を守り、決めないことで平穏を保っているユウを映しています。このカードのアドバイスは、目隠しを外すこと。避けているものを正直に見つめ、決断に期限を設けることです。
どちらも扉を閉じてはいませんが、どちらもまだ扉をくぐってはいません。このリーディングは「ハルは戻ってくる」とは言っていません。ふたりともまだ決めかねていて、ユウにも自分で下すべき決断がある、と言っているのです。
理由と残るもの:1枚目と4枚目
いちばん上のソードの5は、別れの理由をはっきり示しています。お互いが理解しようとするより、勝とうとした口論です。そのすぐ下、テーブルの真ん中にあるカップの6は、ふたりの間にまだ残っているものを表しています。ぬくもり、共有した時間、懐かしい思い出。ただし、このカードの恋愛の意味には注意書きがあります。何かを再燃させる前に、別れには理由があったのではないかと正直に問うこと。その答えは1枚目がすでに出しています。理由はありました。
戻る道に必要なこと:5枚目
「審判」はこのスプレッドで唯一の大アルカナで、代償を問うポジションに出ています。恋愛では、許しと本当の行動の変化にもとづく復縁を示すことがあり、二度目が一度目より健全なものになるほど、ふたりとも変わったかを問いかけます。そのアドバイスには、自分の役割も含めて過去を正直に見つめることが含まれます。ユウにとっては、お互いの言い負かし合いについて正直になり、あの口論について何かが本当に変わっているのかを問うことを意味します。
この先の流れ:6枚目
いちばん下のソードの3の逆位置は、癒やし、許し、信頼の立て直しのカードです。このカードの恋愛の意味が、どちらの結末もカバーしていることに注目してください。昔の失恋を手放す人の場合もあれば、ふたりで一緒に傷を修復するカップルの場合もあります。どちらにしても、リーディングは癒やしの方向を指しています。それがハルと一緒なのか、ハルなしなのかは、「審判」が求める話し合いしだいです。このカードはまた、傷に向き合わないまま何ごともなかったふりをすることへの警告でもあります。懐かしさだけでなんとなくよりを戻すことの危うさは、まさにそこにあります。
まとめて読む
カードの数もこの読みを裏づけています。ソードが3枚なので、物語の中心は言葉、口論、決断です。気持ちを表すカップが2枚、大アルカナが1枚、逆位置が2枚で、逆位置はどちらもまだ整理中のことについてのものです。ユウにとっての現実的な次の一歩は、サインを探すのをやめて、自分が本当は何を望んでいるのかを決めることかもしれません。もう一度やり直したいという答えなら、リーディングは、何よりも先にあの口論について一度正直に話し合うことをすすめています。
このスプレッドで使える質問
元恋人についてのよい質問は、開かれていて、あなた自身を含み、理解できることや行動できることを問うものです。弱い質問は、保証を求めたり、相手の心を読もうとしたりします。
| 弱い聞き方 | このスプレッドに向いた聞き方 |
|---|---|
| 元恋人は戻ってくる? | 元恋人と戻る道があるとしたら何が必要?私はそれを望んでいる? |
| あの人はまだ私を好き? | ふたりの間に何が残っていて、それは私にとってどんな意味がある? |
| あの人はいつ連絡してくる? | 連絡について何かを決める前に、理解しておくべきことは何? |
| 私のせい? | 本当は何が関係を終わらせたのか、そこから何を学べる? |
質問の言葉選びについては、タロットリーディングで正しい質問をする方法をご覧ください。ひとつのシンプルな質問に、すぐ手がかりがほしいなら、イエス・ノー占いで1枚の答えが出せます。判定ではなく、背中をそっと押すものとして読んでください。
よくある失敗
- 毎日同じ質問で引く。カードは変わっても状況は変わらず、新しいリーディングのたびに前のリーディングが信用できなく感じられます。一度占ったら、数週間あけましょう。
- 2枚目を相手の気持ちの証拠として読む。それはカードにもとづく可能性であって、相手からのメッセージではありません。相手が実際に言うこと、することのほうがずっと大切です。
- つらいからといって1枚目を飛ばす。別れの理由は、このスプレッドでいちばん大切なカードです。それを無視した復縁は、同じ終わり方をしがちです。
- あたたかいカードが1枚出ただけでイエスと受け取る。カップの6やカップの2は、気持ちについてはよいサインです。でもそれだけでは、二度目の関係がうまくいくかどうかは何もわかりません。
復縁タロット:よくある質問
元恋人が戻ってくるかどうか、タロットでわかりますか?
確実にはわかりません。タロットは相手の心を読むことも、相手の選択を予言することもできません。できるのは、関係がなぜ終わったのか、ふたりがいまどこにいるように見えるのか、戻る道には何が必要なのかを見えやすくすることです。多くの場合、本当に知りたいのはそこです。
復縁を意味するタロットカードは?
そう読まれることが多いのは、カップの6、「審判」、「星」、カップの8の逆位置です。どれも再びつながる可能性を示すもので、約束ではありません。戻ることがあなたにとってよいかどうかを語るカードもありません。
復縁できるかどうか、どのくらいの頻度で占えばいいですか?
一度占ったら、現実に何かが変わらないかぎり、数週間はそのままにしておきましょう。毎日占うと、不安をやわらげるより不安を大きくしがちで、リーディング同士が食いちがい始めます。
「戻ってこない」と出たらどうすればいいですか?
判決ではなく方向として受け止め、あなた自身についての3枚目に目を向けてください。手放す準備ができているなら、もう一度占うより、失恋スプレッドのほうがやさしい次の一歩になります。
タロットは振り返りのための道具で、まわりの人たちの支えの代わりにはなりません。別れのあと何週間も食べられない、眠れない、一日を過ごすのがつらいという状態が続いているとき、または自分を傷つけたいという考えが浮かぶときは、信頼できる人や医師に相談してください。よりそいホットライン(0120-279-338、24時間・通話料無料)でも相談でき、緊急のときは119に連絡してください。日本以外にお住まいの場合は、お住まいの地域の相談窓口や緊急連絡先に連絡してください。ひとりで抱えこまなくていいのです。
準備ができたら、このページ上部の無料スプレッドで自分のカードを配ってみてください。よりを戻して関係を育てていきたいなら相性スプレッドを。手放そうとしているなら、失恋スプレッドがそのためにあります。ほかのすべての配置はタロットスプレッドのページにまとめています。
