仕事のタロット占いは、仕事の悩みをカードで考えるためのリーディングです。内定、面接、行き詰まり、苦手な上司、転職やキャリアチェンジ。うまくいくのは、具体的で開かれた質問を立て、それに合った小さなスプレッドを選び、見えたことを実際の一歩に変えると決めておいたときです。
このガイドで紹介するのはその方法です。質問の言葉の選び方、使うスプレッド、そして仕事がテーマのときのスート、大アルカナ、コートカード、逆位置の読み方。タロットは収入や、会社があなたを雇い続けるかどうかを教えてはくれません。得意なのは、立ち止まらせて、うすうす気づいていることを見せてくれること。だからこそ行動に移せるのです。
まずカードを引いてみたい方へ。下の無料の4枚引き仕事リーディングを配ってから、このガイドを使って読んでみましょう。
目次:
- 無料の仕事リーディング(4枚)
- 仕事の質問の立て方
- 仕事の質問別・スプレッドの選び方
- 仕事に使えるスプレッドをあと2つ
- 仕事の占いでのスートの読み方
- 大アルカナとコートカード
- 仕事の占いでの逆位置
- 3つのリーディング例
- リーディングを実際の一歩に変える
- 仕事の占いにできないこと
- よくある失敗
- よくある質問
無料の仕事リーディング(4枚)
「仕事のチェックイン」は、ほとんどどんな仕事の悩みにも使える4枚のスプレッドです。質問を書き出してから、カードを配りましょう。各カードは詳しい意味のページにつながっています。まず「仕事」の項目から読んでください。
あなたの仕事のチェックイン
- 今の立ち位置 今の仕事の状況は、本当のところどうなっている?
- 助けになっているもの 自分の中や周りに、味方になっているものは?
- 妨げになっているもの 必要以上に物事を難しくしているものは?
- 次の一歩 近いうちにできる、役に立つことをひとつ挙げるなら?
上の段を状況として読み、4枚目を3枚目への答えとして読みます。よい次の一歩は、妨げになっているものに向き合うものです。4枚をまとめて読む方法
並べ方:1〜3枚目を横1列に並べ、4枚目を真ん中のカードの下に置きます。上の段が状況、下のカードがそれに対してすることです。仕事の悩みの多くに必要なのは予言ではなく、はっきりした全体像とひとつの動きなので、4枚あれば十分です。
4枚をまとめて読む
- 1枚目から、正直に。そのカードは仕事のありのままの姿を描いている? それとも人に話している姿?
- 2枚目と3枚目を比べる。助けよりも障害のほうが大きく見えるなら、一歩を小さくしましょう。
- 4枚目を3枚目への答えにする。働きすぎなら何かを下ろすこと、恐れなら小さく勇気ある一歩、ほかの人が原因なら話し合いや記録です。
- それから数える。スート、大アルカナ、コートカード、逆位置の数です(下のスートと逆位置を参照)。
仕事の質問の立て方
リーディングを形づくるのは、スプレッドよりも質問です。よくない質問は、カードに決断を任せたり、会社がどうするかを予言させたりします。よい質問は開かれていて、自分が行動できることについて問うものです。
| 状況 | よくない質問 | よりよい質問 |
|---|---|---|
| 内定をもらった | 受けるべき? | この内定に返事をする前に、何を比べて考えるべき? |
| 面接 | 採用される? | この面接で自分のよさを出すにはどうすればいい? |
| 退職 | 明日辞めるべき? | 辞めたい気持ちを本当に動かしているものは何? 無理のない辞め方とは? |
| 昇進 | 今年昇進できる? | ひとつ上の役職の候補として力をつけるには何が必要? |
| 苦手な上司 | 上司に嫌われている? | 上司と私の間で何が起きていて、私の側の原因は何? |
| キャリアチェンジ | 私の天職は何? | この新しい分野に惹かれる理由は何? 最初の小さな一歩は? |
| 起業 | 事業はもうかる? | 始める前に押さえておくべきことは? 見落としていることは? |
| 給料 | 昇給する? | 自分の仕事に見合った給料を求める根拠を、どうはっきり示せる? |
よりよい質問は「何」や「どうすれば」で始まり、自分を中心に置き、平日の午後にでも実行できる何かで終わります。「採用される?」では電話を待つだけです。「どうすれば自分のよさを出せる?」なら、準備することが見つかります。
そもそも応募するかどうか、ざっくり傾向を知りたいなら、イエス・ノー占いで1枚引けます。質問の言葉選びについては、タロットリーディングでの上手な質問の仕方で詳しく解説しています。
仕事の質問別・スプレッドの選び方
質問をカバーできるいちばん小さなスプレッドを選びましょう。カードが多いほど細かくわかりますが、そのぶん自分を混乱させる余地も増えます。
| 仕事の質問 | 使うスプレッド |
|---|---|
| その日の仕事のテーマや、会議前の簡単な確認 | 1枚引き、または今日の1枚 |
| 理解したいシンプルな状況:背景、現状、これから | 3枚引きスプレッド |
| 「仕事で今どこにいて、これからどうする?」 | 上の仕事のチェックイン(4枚) |
| 何かが行き詰まっているのに理由がわからない | キャリア・クロス(5枚) |
| 面接が近い | 面接スプレッド(4枚) |
| より大きな方向性の質問:応募する、残る、学び直す、何かを始める | キャリアパス・スプレッド(6枚) |
| 2つの内定、または残るか辞めるか | 二択スプレッド |
| 長い経緯があり、何人も関わる込み入った状況 | ケルト十字スプレッド(10枚) |
| 自分の働く人生を何のためのものにしたいか | 人生の目的を知るスプレッド |
守っておきたいルールがひとつあります。はっきりした2つの選択肢で迷っているなら、それぞれにリーディングをするのではなく、二択スプレッドを使いましょう。2回のリーディングは別々の物語を語るので、選択肢ではなくカードを比べることになってしまいます。
仕事に使えるスプレッドをあと2つ
どちらも手持ちのデッキで使えます。または、このサイトの無料タロット占いでカードを配り、ポジションを自分で当てはめてもかまいません。
キャリア・クロス(5枚)
行き詰まっているのに理由がわからないときに。仕事のチェックインに2枚を加えたものです。気づいていないことと、何も変えなかった場合に向かいそうな方向です。
| ポジション | 問いかけ |
|---|---|
| 1. 今いる場所 | 正直なところ、仕事の状況はどう? |
| 2. 助けになっているもの | 自分に有利に働いているものは? |
| 3. 行く手を阻むもの | 邪魔をしているものは? |
| 4. 見えていないもの | 見落としている、または目をそらしているものは? |
| 5. 向かっている先 | このまま続けたら、どこへ向かう? |
並べ方:1枚目を中央に置き、2枚目をその左、3枚目を右、4枚目を上、5枚目を下に置きます。5枚目は運命ではなく、進んでいる方向にすぎません。気に入らなければ、2枚目と4枚目に変えるためのヒントを探しましょう。
面接スプレッド(4枚)
予言ではなく、準備のためのスプレッドです。昔ながらの形では面接官の気持ちや結果を問いますが、ここでは両方とも外しました。どちらについてのカードも、緊張を増やすだけだからです。
| ポジション | 問いかけ |
|---|---|
| 1. 相手にどう映るか | どんな印象を与えそう? |
| 2. アピールしたい強み | 具体例を添えて伝えるべき強みは? |
| 3. 準備しておくこと | いちばん弱いところ、つっこまれやすいところは? |
| 4. 当日に覚えておくこと | 面接の場でいちばん助けになる心構えは? |
使い方:2枚目を2分間のエピソードにまとめ、3枚目を声に出して答える練習をする質問にします。4枚目に戦車が出たら、当日にぴったりです。落ち着いて、望む結果から目を離さないこと。3枚目のワンドの5は、単に応募者が多いという意味のこともあるので、自分ならではの点をはっきりさせておきましょう。
仕事の占いでのスートの読み方
1枚ずつ読む前に、どのスートが出ているかを見ましょう。本当はどんな種類の問題を抱えているのかが、そこに表れていることがよくあります。仕事におけるスートの詳しい表はキャリアパス・スプレッドにあります。ここでは組み合わせの使い方を紹介します。
ペンタクルが多い:現実的な問題です。給料、スキル、安定、勤務時間、契約。ペンタクルが多いスプレッドが求めているのは、自分探しよりも表計算です。
ワンドが多い:エネルギーと意欲の問題です。野心、プロジェクト、競争。そして、荷物を抱えすぎたワンドの10のように、そのどれもが多すぎることもあります。
ソードが多い:考えることと話すことの問題です。決断、対立、ストレス。ソードのカードの多くは、事実ではなく思考を描いています。ソードの8は罠のように感じられますが、カードの女性の足は自由です。
カップが多い:仕事をどう感じているかの問題です。条件の上では問題のない仕事でも、カップの多いスプレッドになることがあります。問題が条件の上にはないからです。
どれくらいで「多い」と言える?小さなスプレッドでは、思ったより少ない枚数では言えません。78枚のデッキから4枚引くと、同じ小アルカナのスートが2枚以上出るのは半分強のリーディングです。2枚そろったくらいで深読みしないようにしましょう。同じスートが3枚ならもっと珍しく、真剣に受け止める価値があります。ひとつもないスートも手がかりになります。好きだと言っている仕事のリーディングにカップが1枚もなければ、見直してみる価値があります。
仕事の占いでの大アルカナとコートカード
大アルカナ
22枚の大アルカナは、小アルカナより重みがあります。仕事のリーディングでは、大アルカナはたいてい、ついていない1週間より大きな何かを指します。キャリアや役割、自分自身の見方の変化です。小アルカナは、直接手を打てる日々の状況を描きます。
数字を頭に入れておきましょう。78枚中22枚が大アルカナなので、4枚引くと平均で1枚ちょっと大アルカナが入ります。1枚も出ないのはおよそ4回に1回、2枚以上出るのはおよそ3回に1回です。ですから大アルカナが1枚なのは普通で、2枚以上になったら、より大きな章の話を始めてよいでしょう。
仕事の色合いが強い大アルカナもあります。皇帝は仕組みと主導権。逆位置では支配的な上司のこともあります。魔術師は、アイデアを売り込むだけのスキルがあると告げます。隠者は、集中した学びと、一歩引いて考え直すことを勧めます。
仕事の場面で怖がられやすい大アルカナが2枚あります。悪魔は、閉じ込められている感覚や、お金のために自分の価値観を手放すことを表し、成功との付き合い方を見直すよう求めます。塔は突然の変化です。失業の予言ではありませんし、そんな予言をするカードはありません。「ここで足元がぐらついているものは何? 何に備えられる?」と読みましょう。
コートカード:職場の人か、自分の取り組み方か
仕事のリーディングではコートカードがよく出ます。4枚引くと、16枚のコートカードのうち少なくとも1枚が出るのは、およそ5回に3回です。意味は2通りあり、たいていポジションがどちらかを教えてくれます。
- 職場の人:上司、取引先、同僚、メンター。状況や妨げを表すポジションでは、こちらの読み方になりやすいです。ソードのキングなら、厳格なベテランの専門家かもしれません。ソードのペイジの逆位置なら、職場のうわさ話かもしれません。
- 自分の取り組み方:今の働き方、あるいはできる働き方。「助けになっているもの」や「次の一歩」のポジションでは、こちらになりやすいです。ペンタクルのナイトは計画を守って続けること、ワンドのクイーンは自信と創造性をもって率いることを告げます。
階級で見ると、ペイジは学びや見習いの立場、ナイトは何かを追いかけること、クイーンは思いやりをもって発揮する技術、キングは権限を指す傾向があります。16枚すべてはタロットのコートカードとはで解説しています。ひとつ注意を。上司を表しているように見えるコートカードは、あなたの側からの見え方を示すもので、上司の考えではありません。
仕事の占いでの逆位置
逆位置を読むかどうかは、シャッフルする前に決めておきましょう。読む場合、仕事での逆位置が単純な「ノー」を意味することはめったにありません。たいていは、そのカードのエネルギーがせき止められている、内側に向いている、あるいは去りつつあることを示します。
- せき止められている:ペンタクルの8の逆位置は、退屈、正当に評価されていない感覚、能力に合わない仕事をしていることを表す場合があります。
- 和らいでいる、または停滞している:ワンドの10の逆位置は、断ることを学びつつある状態か、まだ一歩引けずにもがいている状態です。どちらかは、スプレッドのほかのカードが教えてくれます。
- 好転しつつある:厳しいカードの中には、逆位置で和らぐものがあります。ソードの8の逆位置は、ほかの会社への応募や副業の開始など、仕事で自由になるための最初の一歩を表すことがあります。
このサイトの無料ドローでは、各カードが3分の1の確率で逆位置になります。そのため仕事のチェックインでは、およそ5回に4回は少なくとも1枚が逆位置です。逆位置が1枚あるのは普通のことです。スプレッドの大半が逆位置なら、大きな動きの前に、まず内面の取り組みが必要なのでしょう。
仕事のリーディング例を3つ
方法を示すために作った架空のリーディングです。各カードはそれぞれの仕事の意味で読んでいます。
1. 内定(仕事のチェックイン)
タクミという人を想像してください。もっと大きな会社から内定をもらいました。給料は上がり、通勤は長くなり、チームにはまだ会っていません。今の仕事は安定していて、よくこなせています。彼の質問は「この内定に返事をする前に、何を比べて考えるべき?」。
| ポジション | カード | ひとことで |
|---|---|---|
| 1. 今の立ち位置 | カップの4 | 安定しているが、もう心躍らない仕事 |
| 2. 助けになっているもの | ペンタクルの8 | 本物の、伸び続けている専門性 |
| 3. 妨げになっているもの | カップの7 | 希望的観測。事実ではなくイメージ |
| 4. 次の一歩 | ソードのキング | 事実を集め、冷静に決める |
上の段。カップの4には、木の下で腕を組み、雲から差し出された杯を無視している男性が描かれています。仕事では、安定しているけれど心躍らなくなった仕事。だからこそ内定がこれほど輝いて見えるのかもしれません。ペンタクルの8はタクミの本当の財産です。根気よく積み上げたスキルで、このカードは時間とともに収入が上がることにも結びつけられています。
障害。カップの7には、雲の上に並んだ幻の7つの杯が描かれています。仕事では、選択肢の間で迷うことや、うまくいった場合の想像に目がくらむことを意味します。タクミのリスクは、新しい仕事そのものではなく、新しい仕事のイメージに「はい」と言ってしまうことです。
一歩。ソードのキングは、カップの7にきれいに答えます。条件を読み、選択肢を比べ、感情を持ち込まないこと。ここでは別の人物ではなく、タクミ自身の取り組み方として読みます。具体的な一歩は、契約書の全文とチームに会う機会を求め、通勤時間も含めて2つの仕事を並べて書き出すことです。
数えてみると。大アルカナはなし。つまりこれは、本人の手の中にある日常的な決断です。リーディングは「受けなさい」とも「やめなさい」とも言いません。空想を事実に置き換えるまで、この内定は判断できないと言っているのです。
2. 行き詰まり(キャリア・クロス、逆位置あり)
勤続8年の中学・高校の教師を想像してください。疲れ切っていて、余分な役割も引き受け、3年前から「学び直しを考えている」状態です。彼女の質問は「なぜ仕事でこんなに行き詰まっているのか、何が助けになる?」。逆位置も読みます。
| ポジション | カード | ひとことで |
|---|---|---|
| 1. 今いる場所 | ワンドの10 | 働きすぎ。自分の分以上を抱えている |
| 2. 助けになっているもの | 節制 | バランス。どちらかを選ぶより、組み合わせる |
| 3. 行く手を阻むもの | ソードの8 | 選択肢がないと思い込んでいる |
| 4. 見えていないもの | ペンタクルのペイジ(逆位置) | 最初の一歩の代わりに、終わらない下調べ |
| 5. 向かっている先 | ソードの6 | 穏やかな水辺へ少しずつ移っていく |
今いる場所。ワンドの10には、10本のワンドを一度に抱え、その束で前が見えなくなっている人物が描かれています。仕事では働きすぎの典型的なサインです。このペースは続きません。黙ってさらに引き受けるより、上司と優先順位について話すほうがうまくいきます。
助けと障害。「節制」は唯一の大アルカナで、彼女の味方の位置にあります。燃え尽きから少しずつ回復することを意味する場合があり、そのアドバイスは彼女にぴったりです。辞めて学ぶより、働きながら学ぶほうがよいこともあります。障害はソードの8。閉じ込められていて選択肢はないと確信している状態ですが、実際にはほぼ間違いなく、本人が思うより多くの選択肢があります。
逆位置。正位置のペンタクルのペイジは熱心な学び手です。逆位置の意味のひとつは、始めるのが怖くて、いつまでも調べたり計画したりしていること。それが3年間の「学び直しを考えている」です。このカードが示す解決策は小さなもの。目標をひとつに絞り、今週その最初の一歩を踏み出すことです。
方向。ソードの6は、より安定して心が穏やかでいられる場所へ少しずつ移っていくことです。方向はよく、ただゆっくりなだけです。まとめると、余分な役割をひとつ手放し、教えながら受けられる短い講座をひとつ申し込むこと。辞める選択肢がなくなったわけではありません。ただ、それが最初の一歩ではないということです。
3. 職場の対立(3枚、逆位置あり)
たとえば、プロジェクトの進め方をめぐって同僚と何度もぶつかっていて、上司がいつも相手の味方をしているように感じるとします。「状況」「自分が持ち込んでいるもの」「助けになること」をポジションにした3枚のスプレッドを使い、「この対立で何が起きていて、私の側の原因は何?」と問いかけます。
| ポジション | カード | ひとことで |
|---|---|---|
| 1. 状況 | ワンドの5 | 社内政治。それぞれが自分の方向へ引っ張っている |
| 2. 自分が持ち込んでいるもの | ソードのキング(逆位置) | 硬い考え方。意地で立場を守っている |
| 3. 助けになること | 正義 | 事実、公正さ、きちんとした記録 |
状況。ワンドの5では、5人の若者が互いにワンドを振り回していますが、はっきり勝っている人はいません。仕事では、対抗意識や食い違う優先順位がチームをばらばらにしている状態です。騒がしいものの、たいていは大惨事というより競い合いです。
自分の側の原因。ソードのキングの逆位置は、居心地の悪いカードです。内側に向くと、事実が変わったあとも意地で立場にしがみつくことを意味する場合があります。「自分が持ち込んでいるもの」のポジションでは、まず自分のこととして読みましょう。上司について尋ねたなら、同じカードが厳しく融通のきかない上司を表すこともありますが、それもあくまであなたの側からの見え方です。
助けになること。「正義」は、行動する前に記録を残し、事実を集めるよう告げています。ワンドの5の「戦う場面を選ぶ」というアドバイスを加えれば、一歩ははっきりします。本当に大事な1点とその根拠を書き出し、小さな言い争いは手放すこと。いじめやハラスメントのような深刻な事態になったら、どちらのカードも正式なルートを指しています。上司、人事部、あるいは外部の相談窓口です。
練習するなら、無料の3枚引きでカードを配り、ポジションに上の名前をつけてみましょう。
リーディングを実際の一歩に変える
ノートの中にとどまった仕事のリーディングは、職場では何も変えません。上のどのスプレッドのあとでも使える方法を紹介します。
- リーディング全体を1文にする。「抱えすぎていて、思っているより選択肢はあり、小さく始める必要がある」。書けないなら、上の段を読み直しましょう。
- 一歩のカードを動詞にする。ペンタクルの8なら「練習する」、ソードのキングなら「事実を確かめる」、ワンドの10なら「下ろす」、ペンタクルのペイジなら「学ぶ」、ワンドの5なら「戦う場面を選ぶ」。
- 小さく、期限つきに:1時間以内でできて、1週間以内に行うこと。「キャリアを変える」は一歩ではありません。「気になる仕事をしている人にひとりメールを送る」なら一歩です。
- 現実の情報と照らし合わせる。給料、退職の申し出の期限、契約条件、貯金。カードは大事なことを指し示せても、数字は出せません。
- 1か月後に振り返り、それから改めて占いましょう。行動する代わりに占っても、不安をシャッフルし直すだけです。
リーディングの合間には、毎日の今日の1枚が5分間のよい確認になります。タロットの仕事・金運の意味のページでは、78枚すべての仕事とお金の意味を紹介しています。
仕事の占いにできないこと
タロットは予言ではなく内省のための道具です。そして仕事には、現実のお金と契約が関わっています。
- 人員削減や組織再編は予測できません。事実は、勤務先、契約、そして加入していれば労働組合から得るものです。
- お金の結果は出せません。給料や利益、投資が安全かどうかを教えてくれるカードはありません。資格を持つファイナンシャルプランナーに相談しましょう。
- 法律や人事のアドバイスではありません。トラブル、解雇、契約の問題には、人事部、労働相談の窓口、弁護士が必要です。
- ほかの人の心は読めません。上司や同僚についてのカードが示すのは、あなたから見た状況で、相手の考えや意図ではありません。
仕事のストレスが何週間も睡眠や健康、気分に影響しているなら、次のスプレッドに手を伸ばすより、医師やカウンセラー、信頼できる人に相談してください。
仕事の占いでよくある失敗
- カードに決めさせる。「受けるべき?」は、決断をシャッフルに委ねることです。何を比べて考えるべきかを尋ね、決めるのは自分です。
- 厳しいカード1枚でパニックになる。仕事のスプレッドに出た塔やソードの10は、何がもろいか、何が終わったかを問いかけています。解雇通知ではありません。
- 障害のカードを無視する。たいていスプレッドでいちばん役に立つカードです。それを飛ばした次の一歩は、いつもと同じ理由でつまずきがちです。
- 「イエス」が出るまで引き直す。その代わりに、最初のリーディングと数日向き合いましょう。
- 1回のリーディングで大きく跳ぶ。スプレッドを根拠に退職したり貯金を投資したりするのは、カードが何と言おうと間違いです。まず小さな形で方向を試してみましょう。
仕事のタロット占い:よくある質問
タロットで自分のキャリアを予言できる?
できませんし、それはタロットのいちばんよい使い方でもありません。仕事のリーディングは、状況をはっきり見て次の一歩を選ぶ助けになります。その先に何が起きるかは、あなた自身、ほかの人、そしてどのカードにもわからない物事次第です。
仕事の悩みにいちばん合うスプレッドは?
ほとんどの質問には短いもので十分です。4枚の仕事のチェックインか3枚引きスプレッド。より大きな方向性の質問にはキャリアパス・スプレッドを、2つの仕事で迷っているときは二択スプレッドを使いましょう。
転職・新しい仕事を表すタロットカードは?
それを保証するカードはありません。読み手はよく、ペンタクルのエースを内定や新しい収入に、ペンタクルのペイジを新しい役割や講座、見習いに、運命の輪をよいタイミングに結びつけます。リーディングでは、追いかける価値のあるチャンスを示すもので、約束ではありません。
タロットで採用されるかわかる?
雇う側が何を決めるかは、タロットにはわかりません。よりよい質問は、どうすれば自分のよさを出せるか。面接スプレッドはそのためのものです。準備はチャンスを変えますが、カードにできるのは何を準備すべきかを指し示すことだけです。
タロットの結果で仕事を辞めてもいい?
いいえ。リーディングは何かがうまくいっていないことを示し、方向を示唆することはできますが、収入に関わる決断には現実の情報が必要です。貯金、退職の申し出の期限、あなたの状況を知る人からのアドバイス。リーディングは、変化を計画するために使いましょう。
仕事の占いで「塔」が出たら?
突然の変化、大きな揺さぶり、あるいはぐらついた土台の上に築かれたもの。失業の予言ではありません。何がもろく、何に備えられるかを見るきっかけとして読みましょう。詳しくは「塔」の仕事の意味をご覧ください。
上司や同僚について仕事の占いをしてもいい?
あなたの側のことなら占えます。二人の間で何が起きているか、自分の側の原因、何が助けになるか。カードはほかの人の考えを教えてはくれませんし、リーディングは実在の人を判断する根拠にはなりません。
仕事の占いはどれくらいの頻度で行えばいい?
ひとつの質問につき1回。行動したあとにもう一度。間隔は1か月くらいがちょうどよいでしょう。その日のテーマとして毎日1枚引くのはかまいません。同じ質問を毎日しても、不安を繰り返すだけです。
試してみませんか? 上の無料の仕事のチェックインでカードを配り、4枚を書き留めて、金曜日までにできる一歩を4枚目からひとつ選びましょう。お金も関わる質問なら、78枚すべての仕事・金運の意味もすぐに読めます。




